ロイヤル・ダッチ・シェルB【RDS.b】が増配を決定。増配率は4.2%!

石油メジャーのロイヤル・ダッチ・シェルB【RDS.b】が、2021年4月29日に増配を発表しました。

これまで四半期ごとの配当が0.333ドルだったのが、0.347ドルに上がる予定です。年間配当は1.332ドルから1.388ドルになる予定です。増配率は4.2%です。2020年4月30日の終値は35.81ドル、配当利回りは3.88%です。

ロイヤル・ダッチ・シェルはイギリスとオランダに拠点を置く企業です。オランダに上場しているのがA株【RDS.a】イギリスに上場しているのがB株【RDS.b】。オランダは現地源泉税率が15%掛かるのに対して、イギリスは現地課税がかかりませんので、B株【RDS.b】について取り上げます。

 

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ロイヤル・ダッチ・シェルB【RDS.b】の過去の配当、年間増配率

ロイヤル・ダッチ・シェルB【RDS.b】は、2020月5月に権利落ちを迎える期に66%の大減配となりました。その後、2020年11月に4.1%増配、そして今回4.2%増配となりました。表内の青字は予想です。次回の配当落ちは5月13です。

 

ロイヤル・ダッチ・シェルB【RDS.b】の年間配当額と年間増配率は?

ロイヤル・ダッチ・シェルB【RDS.b】の配当金と増配率を1年ごとにまとめてグラフ化しました。年間の増配率は2015年以降は横ばいが続いていましたが、2020年に大幅に減りました。

 

ロイヤル・ダッチ・シェルB【RDS.b】の期別の配当は?

下のグラフは期別の配当です。基本的に配当落ちの月を基準にしています。減配後に2回増配したとはいえ、以前に比べると全然戻ってきていません。

 

ロイヤル・ダッチ・シェルB【RDS.b】の株価と配当の関係は?

下のグラフは株価と配当の比較です。株価は2021年を除いて年末のものです。株価は右肩下がりですね。

 

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最近のロイヤル・ダッチ・シェルB【RDS.b】の株価と配当利回りは?

2020年1月以降のロイヤル・ダッチ・シェルB【RDS.b】の株価と配当利回りを見てみましょう。青線が株価(左軸)で、赤線が配当利回り(右軸)です。2020年の年初の配当利回りは約6.2%でしたが、2月半ば以降は急降下したため、3月18日に約19%まで上がりました。4月末に大幅な減配を発表したため、利回りは4%まで落ちました。現在、株価はコロナ・ショック前付近まで戻りきっておらず、現在の配当利回りは3.88%です。

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現在のロイヤル・ダッチ・シェルB【RDS.b】の株価と配当利回りの関係は?

年間配当額が現在と同じだったら、株価によって配当利回りはどのように変化するでしょうか。下のグラフは年間配当額が現在と同じ1.388ドルが続いた場合の、配当利回りと株価の相関図です。配当利回りを0.2%ごとに株価を出しました。今後、ロイヤル・ダッチ・シェルB【RDS.b】を購入しようと考えている人は、目安にしてください。

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ロイヤル・ダッチ・シェルB【RDS.b】を過去に買っていた場合のYOCは?

過去にロイヤル・ダッチ・シェルB【RDS.b】を買った場合、現在の購入単価当たりの配当利回り(YOC)はどのくらいでしょうか? 現在から5年前までの株価、配当利回り、YOCを見ていきましょう。株価は月末のもので月1回なので、少しアバウトです。

2021年4月30日の終値は35.81ドル、年間の予想配当金額は1.388ドルなので、現在の配当利回りは3.88%です。過去5年の平均配当利回りは約5.9%です。過去5年で株価は右肩下がり、大幅な減配があったので、早い時期に買ってもYOCは上がりません。2020年10月頃に買っていたら、現在YOCは約5.8%になっていました。

 

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競合銘柄とトータルリターンを比較する

ロイヤル・ダッチ・シェルB【RDS.b】とライバルのエクソン・モービル【XOM】、シェブロン【CVX】、BP【BP】との過去10年トータル・リターンを比較します。PORTFOLIO VISUALIZERを使って、2011年5月から2021年4月までの10年を比べます。

2011年4月に1万ドル投資して配当を再投資した場合、2021年3月には【CVX】が1万4000ドル、【BP】が9800ドル、【XOM】が9500ドル、【RDS.B】が7200ドルになっていました。

 

年次リターン

1年ごとでリターンを比較しました。似たようなパフォーマンスですが、2020年のコロナショックでは、ロイヤル・ダッチ・シェルB【RDS.b】が最もダメージを受けましたね。

 

過去のトータルリターン

過去3カ月、1、3、5、10年の年平均トータルリターンは以下の通りです。ロイヤル・ダッチ・シェルB【RDS.b】の過去3年以上のパフォーマンスは悪いですね。

 

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ロイヤル・ダッチ・シェルB【RDS.b】の今後の配当予想は?

現在の配当金額(0.347ドル)と1、3、5、10年前の同時期の配当金額(0.32ドル、0.94ドル、0.94ドル、0.84ドル)を比較して年間増配率を計算し、それを使って将来の配当金とYOCを予想します。YOC(Yield on Cost)とは、購入単価あたりの配当利回りのことです。【RDS.b】株を2021年4月30日の終値35.81ドルで買った場合、将来の利回り(YOC)がいくらになるかという予測です。

購入金額は1万ドルにします。そうすると、年間配当額から利回り(YOC)が一瞬で計算できます。たとえば、年間配当額が300ドルなら利回り(YOC)は3.0%、年間配当額777ドルなら利回り(YOC)は7.77%になります。

年間増配率は過去1年が8.4%、過去3年がマイナス28.3%、過去5年がマイナス18.1%、過去10年がマイナス8.5%でした。現在の配当利回りは3.88%です。

配当を再投資しない場合

まずは配当を再投資しないケースを見てみましょう。税金は考慮しません。現在の配当利回りが3.88%なので、年間配当額は388ドルです。

もっとも増配率の低い過去3年のペースだと5年目の配当額は103ドル、10年目の配当額は19ドルになります。もっとも成績の良い過去1年の増配率を当てはめると5年目の配当額は536ドル、10年目の配当額は804ドルになりそうです。配当額804ドルはYOC(購入額に対する利回り)8.04%です。

 

配当を再投資する場合

つぎに配当を再投資するケースを見てみましょう。税金は考慮しません。再投資する場合の配当金額は、現在と10年前の株価を比較して年平均騰落率を計算し、それを使って調整しています。

もっとも増配率の低い過去3年のペースだと5年目の配当額は114ドル、10年目の配当額は22ドルになります。もっとも成績の良い過去1年の増配率を当てはめると5年目の配当額は647ドル、10年目の配当額は1357ドルになりそうです。配当額1357ドルはYOC(購入額に対する利回り)13.57%です。

配当を再投資する場合(税引き後)

最後に配当を再投資し、税金を引いた額で計算してみましょう。配当金は28%の税金を引いた72%で計算します。1年目は388ドルではなく、税引き後の294ドルになります。

もっとも増配率の低い過去3年のペースだと5年目の配当額は80ドル、10年目の配当額は16ドルになります。もっとも成績の良い過去1年の増配率を当てはめると5年目の配当額は442ドル、10年目の配当額は846ドルになりそうです。配当額846ドルはYOC(購入額に対する利回り)8.46%です。

ロイヤル・ダッチ・シェルB【RDS.b】は2020年に大幅な減配があったため、それ以前か以後どちらのデータを比較するかで増配率が大きく異なります。そのため、将来YOC予想もバラバラの結果となりました。

 

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ロイヤル・ダッチ・シェルB【RDS.b】の財務データは?

ロイヤル・ダッチ・シェルB【RDS.b】の財務データです。よくないですね。





 

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まとめ

ロイヤル・ダッチ・シェルB【RDS.b】は、2020月5月に66%の大減配となった後、1年で2度も増配しました。株主に対する姿勢は見せたと思いますが、減配前の配当額には程遠いですね。

 

 

 

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