キャタピラー【CAT】が2年ぶりに増配を決定。増配率は7.8%!

世界最大の建設・鉱山機械メーカーのキャタピラー【CAT】が、2021年6月9日に増配を発表しました。

これまで四半期ごとの配当が1.03ドルだったのが、1.11ドルに上がる予定です。年間配当は4.12ドルから4.44ドルになる予定です。増配率は7.8%です。2021年6月15日の終値は219.46ドル、配当利回りは2.02%です。

キャタピラー【CAT】の連続増配年数は27年です。

 

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キャタピラー【CAT】の過去の配当、年間増配率

キャタピラー【CAT】は、毎年必ず増配しているわけではないです。最近では2016、2020年は増配しなかったです。ただし、1年単位で配当額を見ると毎年増えているので、連続増配銘柄となっています。表内の青字は予想です。次回の配当落ちは7月19です。

キャタピラー【CAT】の期別の配当は?

下のグラフは期別の配当です。基本的に配当落ちの月を基準にしています。2013年1月に配当落ちを迎える期は、通常より1カ月早く2012年12月が配当落ちでしたが、他と体裁を合わせました。

キャタピラー【CAT】の年間配当額と年間増配率は?

キャタピラー【CAT】の配当金と増配率を1年ごとにまとめてグラフ化しました。増配率は年によって異なります。5%以上の年が多いですね。

キャタピラー【CAT】の株価と配当の関係は?

下のグラフは株価と配当の比較です。株価は2021年を除いて年末のものです。株価と配当額は同じように伸びています。

 

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最近のキャタピラー【CAT】の株価と配当利回りは?

2020年1月以降のキャタピラー【CAT】の株価と配当利回りを見てみましょう。青線が株価(左軸)で、赤線が配当利回り(右軸)です。2020年の年初の配当利回りは約2.8%でしたが、2月半ば以降は急降下したため、3月23日に約4.5%まで上がりました。その後、株価はコロナ・ショック前を大幅に上回り、現在の利回りは2.02%です。

 

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現在のキャタピラー【CAT】の株価と配当利回りの関係は?

年間配当額が現在と同じだったら、株価によって配当利回りはどのように変化するでしょうか。下のグラフは年間配当額が現在と同じ4.44ドルが続いた場合の、配当利回りと株価の相関図です。配当利回りを0.1%ごとに株価を出しました。今後、キャタピラー【CAT】を購入しようと考えている人は、目安にしてください。

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キャタピラー【CAT】を過去に買っていた場合のYOCは?

過去にキャタピラー【CAT】を買った場合、現在の購入単価当たりの配当利回り(YOC)はどのくらいでしょうか? 現在から5年前までの株価、配当利回り、YOCを見ていきましょう。株価は月末のもので月1回なので、少しアバウトです。

2021年6月15日の終値は219.46ドル、年間の予想配当金額は4.44ドルなので、現在の配当利回りは2.02%です。過去5年の平均配当利回りは約2.7%です。株価は右肩上がりなので、早い時期に買っているとYOCが上がります。2016年8月頃に買っていたら、現在YOCは約5.4%になっていました。

 

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競合銘柄とトータルリターンを比較する

キャタピラー【CAT】とライバルとのリターンを比較します。アグコ【AGCO】、ディア【DE】、そしてパッカー【PCAR】と比較します。PORTFOLIO VISUALIZERを使って、過去10年間を比べます。

2011年6月に1万ドル投資して配当を再投資した場合、2021年5月には【DE】が5万2200ドル、【CAT】が3万100ドル、【AGCO】が2万9500ドル、【PCAR】が2万6100ドルになっていました。だいたい同じですね。

 

年次リターン

1年ごとのリターンを比較しました。キャタピラー【CAT】は2016、17年が好調でした。

 

過去のトータルリターン

過去3カ月、1、3、5、10年の年平均トータルリターンは以下の通りです。過去10年のリターン(年平均)は、【DE】が18.0%、【CAT】は11.7%、【AGCO】は11.5%、【PCAR】は10.1%でした。【PCAR】以外の3社の過去1年リターンは凄まじいですね。

過去の分配金はどのくらいか?

2011年6月に1万ドル投資して分配金を再投資した場合の年間にもらえる分配金の推移です。分配金は再投資します。税金は考慮しません。PORTFOLIO VISUALIZERのデータです。

10年間の配当金の合計は【PCAR】が5200ドル、【CAT】が3300ドル、【DE】が3200ドル、【AGCO】が1700ドルでした。

 

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キャタピラー【CAT】の今後の配当予想は?

現在の配当金額(1.11ドル)と1、3、5、10年前の同時期の配当金額(1.03ドル、0.86ドル、0.77ドル、0.46ドル)を比較して年間増配率を計算し、それを使って将来の配当金とYOCを予想します。YOC(Yield on Cost)とは、購入単価あたりの配当利回りのことです。キャタピラー【CAT】株を2021年6月15日の終値219.46ドルで買った場合、将来の利回り(YOC)がいくらになるかという予測です。

購入金額は1万ドルにします。そうすると、年間配当額から利回り(YOC)が一瞬で計算できます。たとえば、年間配当額が300ドルなら利回り(YOC)は3.0%、年間配当額777ドルなら利回り(YOC)は7.77%になります。

年間増配率は過去1年が7.8%、過去3年が8.9%、過去5年が7.6%、過去10年が9.2%でした。現在の配当利回りは2.02%です。

配当を再投資しない場合

まずは配当を再投資しないケースを見てみましょう。税金は考慮しません。現在の配当利回りが2.02%なので、1年目の年間配当額は202ドルです。

もっとも増配率の低い過去5年のペースだと5年目の配当額は271ドル、10年目の配当額は391ドルになります。もっとも成績の良い過去10年の増配率を当てはめると5年目の配当額は288ドル、10年目の配当額は447ドルになりそうです。配当額447ドルはYOC(購入額に対する利回り)4.47%です。

 

配当を再投資する場合

つぎに配当を再投資するケースを見てみましょう。税金は考慮しません。再投資する場合の配当金額は、現在と10年前の株価を比較して年平均騰落率を計算し、それを使って調整しています。

もっとも増配率の低い過去5年のペースだと5年目の配当額は294ドル、10年目の配当額は486ドルになります。もっとも成績の良い過去10年の増配率を当てはめると5年目の配当額は312ドル、10年目の配当額は565ドルになりそうです。配当額565ドルはYOC(購入額に対する利回り)5.65%です。

配当を再投資する場合(税引き後)

最後に配当を再投資し、税金を引いた額で計算してみましょう。配当金は28%の税金を引いた72%で計算します。1年目は202ドルではなく、税引き後の146ドルになります。

もっとも増配率の低い過去5年のペースだと5年目の配当額は207ドル、10年目の配当額は329ドルになります。もっとも成績の良い過去10年の増配率を当てはめると5年目の配当額は220ドル、10年目の配当額は381ドルになりそうです。配当額381ドルはYOC(購入額に対する利回り)3.81%です。

 

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キャタピラー【CAT】は主要ETFに組み込まれているか?

キャタピラー【CAT】はニューヨーク・ダウ採用銘柄なので、【DIA】に組み込まれています。【VYM】や【VIG】の組込順位は32番目です。

ETF 組込可否 組込順位 割合(%)
VYM(414) 32 1.0
HDV(75) ×
SPYD(77) ×
VIG(247) 32 1.1
VOO(508) 64 0.4
VTI(3759) 64 0.3
DIA(30) 11 4.2
QQQ(102) ×
VGT(357) ×

※表内の「ETF」の右側の()内の数字は全組込銘柄数です。組込比率はバンガード社のETF【VYM】【VIG】【VOO】【VTI】【VGT】は2021年5月末、その他のETFは2021年6月14日頃のデータをもとにしています。

 

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キャタピラー【CAT】の財務データは?

キャタピラー【CAT】の財務データです。モーニングスターのデータです。売り上げは漸減傾向ですが、それ以外の数値は悪くないですね。


 

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まとめ

2020年はコロナ・ウイルスの蔓延によるロックダウンで工場やプラントが閉鎖されたことで打撃を受けました。2021年に入ってからは経済が活性化しはじめて、順調に売り上げが回復しています。

今回の増配率もなかなかでした。

 

 

 

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