【VYMは29.7%増】米国高配当ETFの2025年3月分配金が続々決定。大手3社バンガード、ブラックロック、ステートストリートの高配当&増配6ETFを大解剖

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✅米国高配当ETFの2025年3月分配金が決定

✅米国大手3社、バンガード、ブラックロック、ステートストリートの高配当ETFを比較

✅バンガードはVYM、ブラックロックはHDV、DVY、DGRO、ステートストリートはSPYD、SDY

✅最新分配金情報、コンセプト、分配金利回り、経費率、ETFの規模、東証や投信で購入可能か、増配率、トータルリターン、将来YOC予想、セクターなどを比較

 

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2025年3月の分配金を確認しよう

まずは、直近の2025年3月の分配金データと前年同期との比較を見ていきます。

表の一番下が前年同期との比較です。背景が黄色いほど、プラスが大きいという意味です。

最も好調だったのは【VYM】0.85ドルで、前年同期より29.7%増でした。

【SDY】は0.8184ドルで、15.6%増、【SPYD】は0.4189ドルで12.3%増とこちらも好調でした。

【DVY】は1.0495ドルで、5.2%増、【DGRO】は0.3109ドルで、0.1%増とほぼ横ばい。

唯一【HDV】が0.7951ドルで、4.8%減とマイナスでした。

 

基本データを確認

こちらは6ETFの基本データ比較。経費率や規模、銘柄数、増配率、トータルリターンなどの情報です。

後ほど解説します。まずは、個々のETFの基本情報と分配金の傾向を確認しましょう。

 

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VYM(バンガード・米国高配当株式ETF)

ここからは6つのETFの概要と分配金の傾向を見ていきます。

まずは【VYM】。米国の上場企業から、平均以上の配当利回り銘柄を集めて、時価総額加重平均で組み入れたETFです。幅広い高配当株のため安定感があるETFです。

左側は先ほどの6ETFの基本データ比較のものです。表内の赤い色の文字が、6ETFの中で最も素晴らしく、オレンジ色の文字が2番目に素晴らしいです。

【VYM】は米国上場の高配当ETFの中で最も規模が大きいETFです。約11.3兆円ほどあります。規模が大きいというのは、ETFが売れていると同時に、組入れ銘柄の株価上昇の実績もあるという意味です。

今回の2025年3月の分配金は0.85ドルで、前年同期と比べて29.7%増です。分配金を1年単位で見ると、14年連続で増配しています。2024年は前年と比べると微増でしたが、2025年最初の今回はかなり増えました。

 

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HDV(iシェアーズ・コア 米国高配当株ETF)

【HDV】は高配当銘柄の中から、経済的堀、不確実性、デフォルトまでの距離でフィルターをかけて、条件が合った中から、配当利回りの高い75銘柄を選びます。REITは対象外で、配当加重です。

イメージとしては、競争力があり、収益が安定、財務が健全な高配当銘柄の集合体です。ディフェンス力のある高配当ETFです。

純資産総額は1.7兆円ほどです。

【HDV】は下落相場では安定感があって頼もしいですが、上昇相場における価格上昇が今ひとつの場合が多いです。

直近2025年3月の分配金は0.7951ドル、前年の同期との比較では4.8%減です。分配金は長期で見ると堅実に増配しています。増配率は10年で4%台です。

 

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DVY(iシェアーズ 好配当株式 ETF)

【DVY】は財務が健全で、配当の支払い実績と余力があり、中規模以上の企業でスクリーニングして、条件に合う100銘柄を選びます。

配当利回り加重です。高配当に財務健全の要素が追加された、安定感のある配当株が中心のETFです。

設定されたのは2003年と古株です。純資産総額は約3.3兆円となかなか大きいです。経費率は0.38%とやや高め。

直近2025年3月の分配金は1.0495ドル、前年の同期との比較では5.2%増です。分配金は長期で見ると堅実に増配しています。リーマンショック後の2010年から、ほぼ毎年上がっていますね。増配率は10年7.3%と高水準です。

 

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DGRO(iシェアーズ・コア 配当グロースETF)

【DGRO】は、配当成長を重視した増配ETFです。5年以上継続して配当が成長しており、配当性向75%未満などの銘柄が対象です。ただし、配当利回りの上位10%は除外。REITも対象外です。配当加重方式です。

【DGRO】日本の証券会社では購入できません。ただし2024年1月に東証に上場した【2014】が中身が同じで購入可能です。【2014】を持っている人は、【DGRO】のデータを参考にしていただければと思います。

【DGRO】経費率は0.08%とかなり低く、【2014】の信託報酬は年0.121%程度です。

直近2025年3月の分配金は0.3109ドル、前年の同期との比較では0.1%増とほぼ同じです。設定以来、分配金は着実に増え続けていますね。7年増配率は9.4%と高いですね。

 

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SPYD(SPDR ポートフォリオ S&P500高配当株式ETF)

【SPYD】S&P500指数の中から、基本的に配当利回りの高い80銘柄が対象のETFです。やや中規模銘柄が多めの高配当ETFです。

均等組み入れで、年2回、1月と7月末に銘柄の入れ替えがあります。

純資産総額は1兆円とまずまずです。分配金利回りは4.34%と高いですね。

直近2025年3月の分配金は0.4189ドル、1年前の同期と比べて12.3%増です。

【SPYD】は均等加重のため、銘柄入れ替え時に中身が大幅に変化します。そのため分配金は多い時と少ない時の差が激しいです。ただし、何回か連続で分配金が多い、もしくは少ないということはないので、1年単位でみると、落ち着いています

分配金の傾向は、長期で見るとわずかに増えています。7年増配率は4%とまずまずです。

 

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SDY(SPDR S&P 米国高配当株式ETF)

【SDY】S&Pコンポジット1500指数の中から、20年以上連続で増配している銘柄が対象のETFです。

時価総額20億ドル以上などでスクリーニングし、配当利回りの高い順に構成比率が高くなります。長期連続増配ETFですね。

設定が2005年とかなり古株です。純資産総額は約3.0兆円となかなか大きいです。経費率が0.35%と少し高いですね。

直近2025年3月の分配金は0.8184ドル、1年前の同期と比べて15.6%増です。分配金は2021年以降横ばいと今ひとつでしたが、直近は好調でした。2025年は期待できそうです

 

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米国大手3社の高配当6ETFの基本データ比較

今回紹介する6つのETFの基本データ比較です。

表内の数値が赤色は最も優れているという意味で、オレンジ色は2番手です。

左から【VYM】【HDV】【DVY】【DGRO】【SPYD】【SDY】の順に並んでいます。バンガード、ブラックロック、ステートストリートの順です。

今回のコンテンツのデータは基本的にこの順番で並びます。

増配率トータルリターンは、ざっと見たところ、【VYM】【DGRO】が優勢ですね。後ほど詳しく見ていきます。

 

ETFのコンセプトは?

コンセプトに注目します。もう少し細かく分けます。

コンセプトは【VYM】が幅広い高配当株で安定狙い、【HDV】は財務健全な高配当株、【DVY】は安定した配当株、【DGRO】は配当成長を重視、【SPYD】はS&P500の高配当トップ80で均等配分、【SDY】は20年以上長期増配株です。

表の下は、高配当、増配、財務健全の3要素がどのくらい含まれているかです。

【VYM】【SPYD】はシンプルに高配当に特化しています。

【HDV】【DVY】が高配当と財務健全、高配当に安定性をプラスしたイメージです。

【DGRO】【SDY】増配がメインです。分配金利回りは低めです。

 

分配金利回りは?

分配金利回りをグラフにします。2025年3月21日時点の分配金利回りです。過去12カ月の分配金から計算しました。

【SPYD】が4.34%と最も高く【DVY】が3.65%、【HDV】が3.43%と続いています。

あとは2%台で、【VYM】が2.87%、【SDY】が2.60%、【DGRO】が2.25%と少し低いです。

 

経費率を比較

続いて経費率に注目しましょう。

0.1%を切っているETFが4つあります。【VYM】が0.06%、【SPYD】が0.07%、【HDV】【DGRO】が0.08%です。

ただし【DGRO】は米国ETFとしては購入できず、中身が同じ東証ETFの【2014】は信託報酬が0.121%です。

【SDY】は0.35%、【DVY】は0.38%とやや高いです。

 

ETFの規模を比較

続いてETFの規模をグラフにします。

【VYM】が11.3兆円で飛び抜けています。その次は【DGRO】が4.7兆円、【DVY】が3.3兆円、【SDY】が3.0兆円と続いています。

【HDV】は1.7兆円、【SPYD】は1兆円ほどですが、すべてが1兆円を超えています。さすが三大ETF運用大手ですね。

 

どんな種類の金融商品が購入可能か?

米国6ETFは、東証ETFや投資信託としても購入可能です。どんな種類があるででしょうか。

日本のネット証券では、【DGRO】以外は、米国ETFが購入できます。東証ETFとしては、【HDV】【2013】【DGRO】【2014】として購入可能です。

分配金の出るタイプの投資信託は、【VYM】がSBIと楽天証券で買えます。【SPYD】はSBI証券のみで購入可能。

すべてが新NISAの成長投資枠の対象です。

 

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増配率を比較しよう

それでは増配率を見ていきましょう。

表の上段は1年ごとの過去1年分配金と、前年からの増配率です。背景ピンク色がマイナスです。

表の下段は現在を起点とした1、3、5、7、10年増配率。年平均の増配率です。背景のオレンジ色が濃いほど、増配率が高いという意味です。

この部分をグラフで確認しましょう。

 

1年と3年増配率を比較

まずは1年と3年の増配率です。

1年増配率は赤色で、【HDV】が10.5%と最も高く、【DVY】【VYM】が8%台で続いています。

3年増配率は青色で、【DVY】【DGRO】が8.9%で首位です。次点は【SPYD】、と【HDV】で6%台です。

1年と3年増配率は【DVY】が両方とも高水準ですね。

 

5年、7年、10年増配率を比較

続いて5、7、10年増配率です。

5年増配率は緑色で、【DGRO】が7.6%と最も高く【VYM】が6.1%で2番手、【DVY】が5.7%で3番手です。

7年増配率はオレンジ色で、【DGRO】が9.4%とかなり高く【DVY】【SDY】【VYM】が6%台です。

10年増配率は紫色、【DGRO】【SPYD】、はありません。

【DVY】が7.3%で首位【SDY】【VYM】が6%台後半で2番手です。

総合的に見ると、【DVY】が一番良いですね。長期増配率なら【DGRO】が素晴らしいです。【VYM】は全体的に安定していました。

 

 

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トータルリターンを比較しよう

トータルリターンを比較します。トータルリターンとは分配金を再投資したリターンです。年率です。

まずは1年と3年。1年トータルリターンは赤色で、【DVY】が23.1%と好調。【SPYD】が21.3%で続き、【VYM】が19.5%と3番手、【HDV】も18.7%となかなかです。

3年トータルリターンは青色で、【VYM】が10.2%で首位。2番手グループは【DGRO】【HDV】で9%台です。

5年、10年のトータルリターンを比較

続いて5年以上のトータルリターン(年率)です。

5年トータルリターンは緑色で、【DGRO】が13.9%で首位、差なく【VYM】が13.7%で2番手です。【DVY】が12.6%で3番手。

10年トータルリターンはオレンジ色で、【DGRO】が11.7%で首位、【VYM】が10.1%で2番手、9%台が【DVY】【SPYD】、SDYです。

総合的に見ると、【DGRO】が一番良いですね。とくに長期リターンは抜けています。2番手は【VYM】です。全体的に高水準です。

他のETFもなかなか高水準ですが、【DVY】がいいですかね。【SPYD】はイメージよりも結果が良かった感じがします。

 

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増配率、分配金利回り、トータルリターン(年率)を比較

増配率、分配金利回り、トータルリターンをバブルチャートで比較します。

縦軸が増配率、横軸が分配金利回り、バブルの大きさがトータルリターンです。バブルの近くの数値もトータルリターンです。トータルリターンは年率です。

右上が素晴らしく、さらにバブルの大きいと申し分ないという意味です。

まずは3年です。

分配金利回りは現在のものなので、常に同じです。【SPYD】が4.34%と高水準です。

増配率は【DGRO】が8.9%と高いです。

トータルリターンは【VYM】が10.2%ともっとも高く、【DGRO】【HDV】が9%台で続いています。

3年ははっきりとした傾向が現れずに、カオスな状態になっています。

 

5年増配率、分配金利回り、トータルリターン(年率)を比較

続いて5年です。

分配金利回りは【SPYD】が4.34%と常に高いです。

増配率は【DGRO】が7.6%で高く、【VYM】が6.1%で2番手。

トータルリターンは【DGRO】【VYM】が13%台と素晴らしく、【DVY】が12.6%となかなかです。

 

5年ははっきりした傾向が出ました。【DGRO】から【SPYD】にかけて、背景に赤い線を引きます。

分配金利回りの低い【DGRO】が増配率やトータルリターンが高く、分配金利回りの高い【SPYD】が増配率やトータルリターンが低いです。

例外は【DVY】ですね。赤い線の右上に位置しています。分配金利回りのわりに、増配率が高いという意味です。

 

10年増配率、分配金利回り、トータルリターン(年率)を比較

最後は10年を見てみましょう。【DGRO】【SPYD】は9年や8年のデータも使っています。

分配金利回りは【SPYD】が4.34%と常に高いです。

増配率は【DGRO】が9.0%で高く、【DVY】が7.3%で2番手。

トータルリターンは【DGRO】が11.7%と素晴らしく、【VYM】が10.1%で続いています。

 

10年も【DGRO】から【SPYD】にかけて、背景に赤い線を引きます。

今回も例外は【DVY】ですね。赤い線の右上に位置しています。分配金利回りのわりに、増配率が高いという意味です。

全体的に見ると、トータルリターンと増配率は【DGRO】が素晴らしく、【VYM】も高水準です。

【DVY】は増配率と分配金利回りが高水準という傾向が出ました。

 

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セクターを比較しよう

それでは、6ETFのセクターを比較します。比率が高いほど背景の色が濃くなっています。右端が合計の数値で、多い順に並んでいます。

全体的な傾向としては、金融が多いETFが目立ちます。唯一、【HDV】は金融が2.6%と少ないです。

【HDV】生活必需品、エネルギー、ヘルスケア、公益事業が多く、軟調相場に強いディフェンシブな高配当ETFというのがセクターからも現れています。

【VYM】は比較的バランスが良く、セクター比率が全体の順位と似ています

【VYM】と似ているのは【DGRO】です。どちらも金融がトップで、生活必需品、ヘルスケア、情報技術、資本財が二桁パーセントというのが共通しています。

【VYM】【DGRO】は大型株中心で銘柄数400以上と幅広く、高配当+成長という共通点があり、セクターが被りやすいと言えます。

【DVY】公益事業が30.4%、金融が26.2%でこの2つのセクターで半分以上。安定した高配当が強く、小型株も入る幅広さが特徴です。

【SPYD】不動産が23.2%と目立っており、公益事業や生活必需品も多く、高配当特化型。情報技術ゼロで純粋な高配当狙いですね。

【SDY】資本財、生活必需品、公益事業が主力。増配20年以上の安定成長が特徴です。

 

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将来YOCはどうなるか

それでは、いまETFを購入したら、将来、取得価額に対する利回り(YOC)がどのくらいになるのかをシミュレーションします。

現在の分配金利回りに過去の増配率を当てはめて計算していきます。3年、5年、7年、10年の増配率を使用します。「分配金は再投資しない。税引き前」という設定です。

現在の分配金利回りは【SPYD】が4.34%と最も高く、【DVY】が3.65%、【HDV】が3.43%、【VYM】が2.87%、【SDY】が2.60%、【DGRO】が2.25%です。

まずは3年増配率を使った将来YOC予想です。

3年増配率は【DVY】【DGRO】が8.9%と最も高く、【SPYD】が6.8%で続いています。

20年目のYOC予想は、首位が【DVY】で18.5%です。2番手は【SPYD】で15.3%、3番手が【DGRO】で11.4%でした。

 

5年増配率を使った将来YOC予想は?

続いて5年増配率を使った将来YOC予想です。

5年増配率は【DGRO】が7.6%と最も高く、【VYM】が6.1%で2番手です。

20年目のYOC予想は、首位が【DVY】で10.4%、2番手は【DGRO】で9.1%、3番手は【VYM】で8.8%でした。

3年増配率に続き、【DVY】が首位でしたが、5年増配率を使った将来YOC予想は結構低レベルな争いでした。

 

7年増配率を使った将来YOC予想は?

それでは7年増配率を使った将来YOC予想です。

7年増配率は【DGRO】が9.4%と最も高く、【DVY】【SDY】が7%弱で続いています。

20年目のYOC予想は、首位が【DVY】で13.0%、2番手は【DGRO】で12.5%、3番手は【SPYD】【SDY】で9%ぐらいでした。

7年増配率も【DVY】が首位でした。

 

10年増配率を使った将来YOC予想は?

最後は10年増配率を使った将来YOC予想です。【DGRO】【SPYD】はありません。

10年増配率は【DVY】が7.3%でもっとも高く、【SDY】が6.9%で2番手、【VYM】が6.5%で3番手です。

20年目のYOC予想は、首位が【DVY】で13.9%、2番手は【VYM】で9.5%、3番手は【SDY】で9.2%でした。

全体的に見ると、20年目YOC予想は【DVY】が毎回首位でした。

【DGRO】は分配金利回りは低いですが、増配率が高いので、20年目YOCは伸びてきました。

【VYM】【SPYD】もまずまずですね。

 

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それぞれの項目をランク分け

これまで取り扱ったデータをランクづけしました。「A」が最高でB、C、Dの順です。相対比較で、やや強引に差をつけました。参考程度にしてください。

上の5つが基本データ、下の4つが成績ですね。下を重視する人が多いかもしれません。

【VYM】は全体的にAとBが多く、総合力No.1ですね。高配当の平均っぽい安定感があります。

【HDV】は基本データはC多め、成績はBが中心です。ディフェンシブな感じがします。

【DVY】は歴史と増配率、将来YOC予想がAで、安定+成長のベテランというイメージです。課題はコストです。

【DGRO】は成績のAが多く、リターンや将来性で勝負です。配当利回りは低いです。

【SPYD】は経費率と分配金利回りがA。高配当の特攻隊という感じです。

【SDY】はBとCが多く、増配の地味派ですかね。堅実だけど目立たないETFです。

 

ランキングの数をまとめると

ABCDの数値をまとめたデータです。

Aの数は【VYM】が5個で最多、【DVY】【DGRO】が3個で続いています。

Bの数は【HDV】【DVY】【SPYD】が4個で最多です。

AとBを合わせた数は【VYM】が8個と最も多く、【DVY】が7個で続いています。

【DGRO】は成績は抜群でしたがが、それ以外がイマイチですね。

 

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まとめ

✅2025年3月のETF運用大手三社の高配当ETFの分配金が決定

【VYM】0.85ドルで、対前年同期29.7%増【SPYD】【SDY】も好調

【VYM】は現在の分配金利回りが2.87%とやや低いが、それ以外は全体的に高水準で安定

【HDV】はディフェンシブな高配当ETF。軟調相場で強さを発揮するタイプ

【DVY】は歴史のあるETFで、安定した配当株に集中。成績もよい

【DGRO】は配当成長狙い、米国ETFは購入不可だが、東証【2014】は可能

【SPYD】現在の分配金利回りを追求するタイプ。最近の分配金は安定。意外とトータルリターンがいいが、あまり知られていない

【SDY】長期増配がコンセプト。ここ数年はあまり増配していなかったが、直近の分配金は対前年同期15.6%増。今年は期待できそうだ!