2024年10月と11月の日本高配当株ETFの分配金が出揃いました。
対象は1489、2564、1577、1698、1494、2529、1478、1651の8つのETFです。東証に上場している日本高配当株ETFの指数連動型から、規模の大きな8つです。いつもの8ETFです。
今回はそれ以外にも、下段の4つも比較します。上場したばかリの高配当ETF【235A】と、投資信託のSBI日本高配当、日経平均高配当利回り株ファンド、トレイサーズ日経高配当50も、データがあるところは比較対象として登場します。
つまり全12ファンドです。
最新データを使って、様々な比較をします。分配金の傾向、リターン、増配率、分配金利回り、将来YOC予想、上位銘柄、業種、信託報酬などを比べます。
なお、グラフで使用するカラーは以下の8つで統一します。【1489】が紅色、【2564】がオレンジ色、【1577】が緑色、【1698】が水色、【1494】が紺色、【2529】がピンク色、【1478】が黒色、【1651】が紫色です。
【235A】は黄土色、SBI日本高配当は茶色、日経平均高配当利回り株ファンドは梅紫色、Tracers日経高配当50が黄緑色です。
直近の分配金を確認しよう
まずは、直近の2024年7月と8月の分配金データと前年同期との比較です。
分配金月の赤字のところが直近の分配金です。【1478】が8月、日経平均高配当利回り株ファンドが6月、トレイサーズ日経高配当50は9月、それ以外の直近は10月か11月です。
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左の8つのETFはすべて好調でした。前年同期との比較では15%以上のプラスでした。
2024年の分配金と前年2023年の年間分配金の比較も、左の8つはすべて好調でした。【2564】が4.8%増、【2529】が8.9%増で、それ以外の6つのETFは二桁以上の増配でした。
実績のある8つのETFは全体的に好調でした。右側の4つは日経平均高配当利回り株ファンド以外は設定から1年未満です。なので、まだはっきりとした分配金データは出ていないですね。
主な東証上場日本株高配当ETFの詳細データ比較
12個の高配当ファンドの基本データ比較です。左の8つがいつも紹介している、ある程度の実績のあるETF。右側の4つは設定から短いものや投資信託です。
表内の赤い文字はもっとも優れており、オレンジ色は次点です。
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上から5行目と6行目がETFの大まかな特徴です。
左の4つ【1489】、【2564】、【1577】、【1698】はオーソドックスな高配当ETF。その中では【2564】が中小型株が多めで、残りは大型株中心です。
【1494】、【2529】は増配系です。中小型株が多めです。下落相場でなかなか強さを発揮します。
【1478】、【1651】は超大型株が多く、高配当というよりは中配当に近く、価格上昇も結構狙えるタイプです。
右の4つは規模の大きめな高配当ファンドです。SBI日本高配当は中型株もやや入っています。
信託報酬が低いETFは?
それでは信託報酬をグラフで確認します。
一番右のトレイサーズ日経高配当50とSBI日本高配当が0.1%ほどと信託報酬が低いです。
【1478】、【1651】は0.209%なので、2番手グループです。
日経平均高配当利回り株ファンドは0.693%とかなり高いです。配当を出すファンドとしては、このファンドだけが積み立て投資枠でも購入できるので、下げなくてもビジネスになるという考え方なのかもしれません。
高配当ファンドは一般的に信託報酬がやや高めの傾向です。
最近規模が大きくなったETFは?
ETFの規模である純資産総額を確認しましょう。3カ月前の2024年8月と、現在の2024年11月のデータの比較です。
【1489】は2834億円から、3034億円に増えました。圧倒的に規模が大きいです。
次に大きいのは日経平均高配当利回り株ファンドで、1520億円から1651億円に増えました。
【1577】が3番目に大きく、1366億円から1442億円に増えました。1000億円を超えているのがこの3つです。
【1478】が914億円で4番手ですが、少し減りました。上昇率では【2529】が695億円から775億円で、好調です。
純資産と分配金利回りの関係は?
それでは純資産総額と分配金利回りを散布図で比較します。
縦軸が純資産、横軸が分配金利回りです。純資産が大きいETFが上に位置し、分配金利回りが高いほど右に来ます。
SBI日本高配当と【235A】は設定から1年が経っておらず、分配金利回りは決まっていません。4%強ぐらいになりそうなので、とりあえず4%にしておきます。
トレイサーズ日経高配当50も同様ですが、ベンチマークが同じ【1489】と同じ分配金利回りにしておきます。
【1489】が純資産が約3000億円と圧倒的にトップ、分配金利回りは4番手グループです。【2564】は分配金利回りが4.1%ほどと最も高いです。
純資産が大きく、分配金利回りが高いのは、【1577】とSBI日本高配当ですかね。
1489(NEXT FUNDS 日経平均高配当株50指数連動型上場投信)
それでは12個のETFと投資信託の概要と分配金の傾向を見ていきます。
まずは、【1489】(NF日経高配当50)。NEXT FUNDS 日経平均高配当株50指数連動型上場投信。
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日経平均225社の中から、基本的に配当利回り上位50銘柄が対象です。
予想配当利回りや流動性などで組み入れ比率を決めるので、配当利回りの高い大型株が上位に入ります。配当加重に近いイメージです。
純資産総額は約3000億円で、高配当ファンドの中では断トツです。
分配金は、2018~2021年にかけてはほぼ横ばいでしたが、2022年に一気に増えました。翌2023年と2024年は横ばいですね。
直近の2024年10月の分配金は38円で、前年同期と比べて27.7%増です。2024年の年間分配金は78円で、前年と比べて11%増です。
2564(グローバルX MSCIスーパーディビィデンド-日本株式 ETF)
つぎは【2564】(GXスーパーディビ)。グローバルX社の「グローバルX MSCIスーパーディビィデンド-日本株式 ETF」です。
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設定されたのは2020年で、比較的新しいETFです。
配当利回りの高い25銘柄が対象で、均等加重です。流動性、時価総額、配当継続性、セクターバランスなどの条件でスクリーニングしますが、条件が結構緩いため、分配金利回りが高いです。高配当ファンドとしては珍しく、やや小型株が多めです。
分配金は、最初に支払われたのが2020年10月なので、コロナ・ショックは経験していません。2022年以降の年間分配金は、ほぼ横ばいですね。
直近の2024年10月の分配金は44円で、前年同期と比べて15.8%増です。2024年の年間分配金は110円で、前年と比べて4.8%増です。
1577(NEXT FUNDS 野村日本株高配当70連動型上場投信)
野村アセットマネジメントの【1577】(NF日本株高配当70)。NEXT FUNDS 野村日本株高配当70連動型上場投信。
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国内上場普通株式の中から今期予想配当利回りの高い70銘柄を均等に組み入れます。過去3年の経常利益がマイナスは除外、流動性や規模の小さな銘柄を除外するなどの条件でスクリーニングします。
コンセプトは米国の【SPYD】と似ていますが、価格上昇や分配金の増配という点では【1577】が優れています。
純資産総額は約1400億円と規模は大きいです。
分配金は2020年と2021年は伸び悩みましたが、2022年以降は好調です。
直近の2024年10月の分配金は527円で、前年同期と比べて31.8%増です。2024年の年間分配金は1229円で、前年と比べて13.7%増です。
1698(上場インデックスファンド 日本高配当(東証配当フォーカス100))
【1698】(上場高配当)です。日興アセットマネジメント社の「上場インデックスファンド 日本高配当(東証配当フォーカス100)」です。
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TOPIX1000と東証REIT指数の構成銘柄から、時価総額と予想配当利回りに注目した「東証配当フォーカス100指数」に連動したETFです。株式90銘柄、REIT10銘柄です。配当利回りの高い銘柄を抽出し、時価総額の大きな順に選ぶイメージです。
設定が2010年と、日本株高配当ETFの中では最古参です。
このETFの特徴は3月決算9月決算と、6月決算12月決算という2つのグループにポートフォリオを分けて、比率を同じにすることですね。そのため、年4回の分配金の差が少ないのが特徴です。
分配金は2020年のコロナショックで低迷しましたが、2022年以降はかなり増えています。10年増配率は11.3%なので、長期で高増配を続けているETFです。
直近の2024年10月の分配金は25.6円で、前年同期と比べて33.3%増です。2024年の年間分配金は95.9円で、前年と比べて18%増です。
1494(One ETF 高配当日本株)
つぎは【1494】(One高配当)。アセットマネジメントOne社の「One ETF 高配当日本株」です。
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東証株価指数(TOPIX)の構成銘柄から、時価総額や流動性などの基準に適合した銘柄のうち、10年以上増配または配当水準を維持などの基準を満たした40~50銘柄が対象です。つまり累進配当銘柄を集めたETFです。
配当利回り加重平均なので、配当利回りの高い銘柄が上位になります。増配ETFで配当利回り加重というと、米国ETFの【SDY】と同じですね。
分配金は年2回です。
コロナ・ショックの2020年に減配していないのが、増配系の特徴を現わしています。厳しい相場でも着実に増配するイメージです。
直近の2024年10月の分配金は533円で、前年同期と比べて30%増です。2024年の年間分配金は1024円で、前年と比べて29.3%増です。
2529(NEXT FUNDS 野村株主還元70連動型上場投信)
【2529】(NF株主還元70)。NEXT FUNDS 野村株主還元70連動型上場投信。
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時価総額が大きく、流動性の高い約500銘柄から、過去3年間の実績配当や自社株買い、増資などに基づいた「ネット総還元利回り」の高い70銘柄を抽出します。「金融・保険業」は対象外です。少し珍しいコンセプトです。
このETFは時価総額平均加重方式を採用し、ウエイト上限は2%です。金融が対象外で、株主還元がコンセプトの増配系ETFです。
設定が2019年と日が浅いですが、分配金は順調に増えています。
2020年に本格的に分配金を支払い始めたので、コロナ・ショックの経験があるかどうかはやや微妙です。
直近の2024年10月の分配金は21円で、前年同期と比べて31.3%増です。2024年の年間分配金は49円で、前年と比べて8.9%増です。
1478(iシェアーズ MSCI ジャパン高配当利回り ETF)
つぎは【1478】(iSMSCI高配当)。ブラックロック社の「iシェアーズMSCIジャパン高配当利回りETF」です。
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日本株市場の約85%をカバーしているMSCIジャパン指数が母集団で、その中から配当性向や配当の継続性、財務指標の要件を満たした銘柄を抽出し、配当利回りの高い銘柄を時価総額加重平均で組み入れます。
超巨大企業が多くを占めており、ディフェンシブな業種が結構組入れられており、インデックスにやや近いです。
分配金利回りは今回の高配当ETFの中では一番低いです。
米国ETFなら、同じブラックロック社の【HDV】と【DGRO】を足したようなイメージですかね。
純資産総額は約900億円で、なかなかの規模です。信託報酬0.209%は高配当ETFの中では最低水準です。
分配金は年2回。長期で見ると増えていますが、前年よりマイナスや横ばいも目立ちます。
直近の2024年8月の分配金は45円で、前年同期と比べて18.4%増です。2024年の年間分配金は89円で、前年と比べて29%増です。
1651(iFreeETF TOPIX高配当40指数)
【1651】(iF高配当40)です。大和アセットマネジメント社の「iFreeETF TOPIX高配当40指数」です。
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TOPIX100の中から、配当利回りの高い40銘柄で構成。時価総額加重平均で組み入れます。
信託報酬は0.209%で、ETFの中ではこちらも最低水準です。配当利回りの高い超大型株が対象ですが、時価総額加重平均で組入れるため、分配金利回りは低くなります。
現在の分配金利回りは約2.6%と、今回の高配当ETFの中で2番目に低いです。
米国ETFの【VYM】とコンセプトが少し似ていますが、【1651】の分配金利回りは結構低いです。
分配金は、設定以降ほぼ横ばいでしたが、2024年は一気に増えました。
直近の2024年11月の分配金は26円で、前年同期と比べて58.5%増です。2024年の年間分配金は53.5円で、前年と比べて53.3%増です。
235A(グローバルX 高配当30-日本株式 ETF)
ここからは通常の8ETF以外のファンドを紹介。まずは【235A】。グローバルXの「グローバルX 高配当30-日本株式 ETF」です。
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ベンチマークはMirae Asset Japan High Dividend 30 Index。
時価総額5000億円以上、年間フリーキャッシュフローから年間配当総額を引いたものがプラスという条件に当てはまった銘柄から、配当利回りの高い30銘柄が対象です。配当加重です。
設定が2024年8月なので、まだ3カ月ほどしか経過していません。
分配金は、11月24日が最初です。100口につき1200円なので、1口だと12円。これを年4回にすると48円。現在の価格は1000円なので、分配金利回りは4.8%になります。
日本株は年2回の配当が多いため、今回は分配金が多いタイミングの可能性があります。また、ETFの最初の1年は分配金が希薄化されることも考えられます。なので、最初の1回の分配金からファンドの分配金利回りを予測するのは難しいですね。
ファンドのコンセプトを見ると、他の高配当ETFよりも分配金利回りは高くなりそうです。4%ぐらいですかね。
SBI日本高配当株式(分配)ファンド(年4回決算型)
SBI日本高配当です。正式名称は「SBI日本高配当株式(分配)ファンド(年4回決算型)」。SBIアセットマネジメントの商品。投資信託です。
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アクティブ型なので、はっきりとした決まりはありません。財務情報なども考慮しながら、インカムとキャピタルの両方を狙うファンドです。
2023年12月に設定されたばかりなので、1年弱です。
信託報酬が0.099%と低いこともあり、純資産はかなり増えました。800億円を突破しています。
設定当初は頻繁に銘柄入れ替えを行っていましたが、ここ3カ月は変化なしです。当初は30銘柄でしたが、79銘柄まで増えました。アクティブファンドならではといえるかもしれません。
分配金は3回出ています。いずれも140円。1年換算すると560円ですね。基準価額は1万1100円ほどなので、分配金利回りは5%ちょうどぐらいです。
ただ、ファンドのリリースによると、組入れ銘柄から出した配当利回りは4.07%ですね。
今回紹介する高配当ファンドの中では、分配金利回りはトップクラスに高いと考えられます。
日経平均高配当利回り株ファンド
つぎは日経平均高配当利回り株ファンド。三菱UFJアセットマネジメントの商品です。投資信託です。
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日経平均225社の中から、予想配当利回りの高い原則30銘柄で構成されています。NISAのつみたて投資枠の対象です。銘柄の比率は流動性を意識しており、規模の大きな銘柄が比較的上位に来ます。
純資産は1600億円なので規模は大きいですが、信託報酬が0.693%とかなり高めです。
分配金は、2022年に一気に増えましたが、それ以降は横ばいです。
直近の2024年6月の分配金は280円。前年同期より8.3%減です。
Tracers 日経平均高配当株50インデックス(奇数月分配型)
最後はTracers 日経平均高配当株50インデックス(奇数月分配型)。日興アセットマネジメントの投資信託です。Tracers日経高配当50と呼びます。
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日経平均225社の中から、基本的に配当利回り上位50銘柄が対象です。ベンチマークは日経平均高配当株50指数なので、ETFの【1489】と同じです。
このファンドは2024年1月に設定されたばかりなので、まだ1年が経過していません。信託報酬は0.10725%なので、かなり低いです。分配金は年6回出ます。
実績のある【1489】と中身が同じで、信託報酬がかなり低く、分配金が年6回なので、オトクな感じはあります。
分配金は2回出ています。どちらも1万口当たり100円です。基準価額は11000円ほどなので、分配金利回りにすると5.5%ほどになります。
初回分配金は設定から8カ月ほど経過して出たため、100円と多かったです。2回目は65円ぐらいに減るかと思いましたが、100円でした。意外な結果になりました。
投資信託は、運用会社が安定した分配金を支払うように調整します。具体的には、分配準備積立金や収益調整金などから支払われることがあります。そのため、ETFと分配金を比較した場合、そっくり同じにはならないようです。
上位銘柄の比較
それでは、12ファンドの組入上位10銘柄を比較します。トレイサーズ日経高配当50は、【1489】とベンチマークが同じなので、【1489】を参考にしてください。
右下にTOPIX・ETF【1306】を入れておきます。TOPIX(東証株価指数)は日本国内株の代表的なベンチマークなので、比較対象として今後も登場します。
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ざっくりわけると、4つに分類できます。
【1489】、【1698】、【235A】、日経平均高配当利回り株ファンドは、超大型の高配当株が多いですね。
【1478】、【1651】も超大型株中心ですが、配当利回りがそれほど高くない銘柄も目立ちます。ややTOPIX・1306に似ています。
【1577】とSBI日本高配当は、大型高配当株が中心です。超大型株は若干少なめですね。
【1494】と【2529】は増配系なので、少し毛色が異なります。とくに【1494】は配当利回り加重なので上位銘柄が独特です。
【2564】は中小型株が多いので、高配当ETFとしては、かなり独特です。
上位10銘柄の比率は、【235A】が70%でもっとも集中投資です。以下、日経平均高配当利回り株ファンド59%、【1478】が51%、【1651】が46%、【1698】が45%、【2564】が44%と続いています。
上位10銘柄比率が低いのは【1494】、【2529】の増配系で20%台です
上位業種はどのような傾向か?
それでは組入銘柄の上位5業種を比較します。
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高配当と言えば、金融ですね。なので銀行業が上位に入っているファンドがほとんどです。【1489】、【1577】、【1698】は首位。【1651】、【235A】、SBI日本高配当、【1306】は上位5位以内にいます。
逆に銀行業が上位5位以内に入っていないのが、【2564】、【1494】、【2529】、【1478】、日経平均高配当利回り株ファンドです。
商社でおなじみの卸売業も高配当の定番でしたが、最近株価がかなり上がったために配当利回りが下がり、除外されるケースが目立ちます。
上位5位以内に卸売業が入っているのは【1494】、【2529】、【1478】、【1651】、【1306】の5つです。少なくなりました。この5つはそれほど配当利回りを重視しているわけではないので、卸売業が入っています。
【1494】、【2529】は増配系なので、上位業種が似ています。【1478】、【1651】は中配当超大型株中心なので、市場全体のTOPIX【1306】と上位業種が似ています。
組入れ銘柄の規模はどう違うのか?
それでは組入銘柄の規模を比較します。組入銘柄の規模を比較します。対象はETFのみで、投資信託はありません。
【1651】、【1478】、【235A】は超大型株がTOPIX【1306】よりも多いですね。【1651】は67%、【1478】と【235A】は49%も入っています。
【1698】と【1489】は超大型株が多めです。どちらも30%以上入っています。
【2529】と【1577】は超大型株が18%前後とやや少なめ。
【2564】と【1494】は超大型銘柄が10%を切っており、かなり少なめです。先ほどの上位10銘柄でもマイナー銘柄が目立っていましたね。
この2ETFは他の高配当ETFと銘柄の重複が少ないので、分散投資する上でのサテライトとして重宝しそうです。
リターンを比較する
リターンを比較します。リターンは分配金を再投資したプライス・リターンのことです。2024年10月末基準のデータです。期間は1、3、5、10年で、年率です。
対象は8つのETFと【235A】、日経平均高配当利回り株ファンド、【1306】です。
トレイサーズ日経高配当50はベンチマークが同じ【1489】を参考にするといいかもしれません。
【235A】は過去データはありませんが、対象指数のデータが公開されていたので、それを使用します。他のファンドとは参照元が異なりますので、参考程度にしてください。
短期期のリターンを比較する
まずは1年と3年です。
1年リターンは【235A】が27.7%で首位、以下【1478】が25.7%、【1651】が24.6%、【1489】と【1306】が23.3%の順です。
3年リターンは【235A】が29.4%で首位、以下【1489】が28%、日経平均高配当利回り株ファンドが27.5%、【1651】が24.9%と高いですね。
1年と3年は【235A】、【1489】、1651がとくに素晴らしかったです。
長期のリターンを比較する
続いて5年と10年のリターンです。10年はデータがないファンドが多いです。
5年リターンは【235A】が22.6%で首位、以下【1489】が19.6%、【1651】が18.5%、日経平均高配当利回り株ファンドが17.7%、、【1478】が16.8%と高いです。
1年や3年で好成績だったファンドの成績が5年でも素晴らしかったです。
10年リターンは4つしかありません。【235A】が15.7%で首位、【1698】が11%、【1577】が10.3%、【1306】が9.7%です。3つのファンドがTOPIXを上回っています。
全体的に見ると5年リターンが素晴らしかった5つがトータルでも良いですね。【235A】、【1489】、【1651】、【1478】、日経平均高配当利回り株ファンドですね。
【235A】はすべての期間でトップでしたが、先ほども言ったとおり、参照元が対象指数の過去データと他とは異なりますので、注意してください。
リターン、リスク、シャープレシオを散布図で比較
リターン、リスク、シャープレシオを比較します。縦軸がリターン、横軸がリスク、括弧内の数値がシャープレシオです。
シャープレシオは投資効率の良さを示したものです。リターンが高く、リスクが低いと、シャープレシオは高くなります。
表の左上がローリスク・ハイリターンで理想です。右下がハイリスク・ローリターンで良くないです。ただし、一般的にはリターンが高いとリスクも高くなります。
まずは3年です。
シャープレシオが最も良いのは【1494】で2.20。リターンは21.1%とそれほど高くありませんが、リスクが9.6%とかなり低いためです。
シャープレシオの2番手は【1489】で2.15。リターンは28%とトップクラス、リスクは13%なのでまずまず抑えられています。
シャープレシオの3番手は日経平均高配当利回り株ファンドで2.01。リターンは27.5%とトップクラス、リスクは13.7%なのでやや高いです。
【235A】はリターンは29.4%でトップでしたが、リスクが16.9%とかなり高いため、シャープレシオは1.74と今ひとつです。
シャープレシオの数値が同じファンドを結んだ、ざっくりとした資本市場線を赤線で引いてみます。【1494】、【1489】で、日経平均高配当利回り株ファンドが、線より左上に位置しており、よいですね。
5年のシャープレシオはどうか?
5年のリターン、リスク、シャープレシオの比較です。【2564】はありません。
シャープレシオが最も良いのは【235A】で1.32。リターンは22.6%と圧倒的に首位ですが、リスクも17.2%と高いです。
シャープレシオの2番手は【1489】で1.24。リターンは19.6%と2番手、リスクは15.9%です。
シャープレシオの3番手は【1651】で1.19。リターンは18.5%で3番手、リスクは15.5%です。
シャープレシオの4番手は【1478】で1.18。リターンは16.8%で5番手、リスクは14.2%と抑えられています。
シャープレシオの数値が同じファンドを結んだ、ざっくりとした資本市場線を赤線で引いてみます。【235A】や【1489】が線より左上でシャープレシオが高いです。【1577】は線より右下に位置しており、リスクが大きいのが目立ちますね。
10年のシャープレシオはどうか?
最後に10年です。4つのファンドのみのみです。
シャープレシオが最も良いのは【235A】で0.88。リターンは15.7%と圧倒的に首位ですが、リスクも17.8%とかなり高いです。
シャープレシオの2番手は【1698】で0.76。リターンは11.0で2番手、リスクは14.5%とまずまずです。
シャープレシオの3番手は【1306】で0.66。リターンは9.7%、リスクは14.6%です。
シャープレシオの4番手は【1577】で0.64。リターンは10.3%で、リスクが16.1%とやや高いです。
シャープレシオの数値が同じファンドを結んだ、ざっくりとした資本市場線を赤線で引いてみます。【1577】は線より右下に位置しており、リスクが高いのが目立ちますね。
トータルで見るとどうか?
全体的に見ると【235A】のシャープレシオが素晴らしかったですが、リスクも高かったです。参照元が異なるので、何とも言えません。
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あとは【1489】、【1651】、【1478】がリターンが高く、リスクがまずまず抑えられており、シャープレシオが良かったです。
日経平均高配当利回り株ファンドはリターンは素晴らしいですが、リスクが高いのが気になります。
リスクの低さという点では増配系の【1494】が素晴らしかったです。
長期実績のあるETFの比較では【1698】が【1577】よりもリスクが抑えられており、シャープレシオも良い傾向です。
分配金利回り推移を確認しよう
それでは過去10年の分配金利回りの推移を比較しましょう。対象は8つのETFと日経平均高配当利回り株ファンドです。
分配金利回りは過去1年分配金から算出しました。取引所価格は月に1度、月末のものです。
10年で9つのデータを比較するグラフだと、ごちゃついており、わかりづらいですね。
過去3年の分配金利回りの推移
過去3年の分配金推移を見てみましょう。
現在の分配金利回りは【2564】が4.08%で一番高く、【1489】が3.45%で2番手、【1494】、【1577】、【1698】が3.2%台、日経平均高配当利回り株ファンドが3.11%と続き、【2529】が2.94%、【1651】と【1478】は2.64%、2.4%と少し低いです。
【2564】は、いずれの期間も最も分配金利回りが高いですね。
【1489】と日経平均高配当利回り株ファンドが2番手ですね。ただし日経平均高配当利回り株ファンドは直近の分配金がよくないため、現在の分配金利回りはさがっています。
平均分配金利回りから分配金利回りの目安を考える
こちらは現在の分配金利回りと、過去3年、5年、7年、10年の分配金利回りの平均です。
現在の分配金利回りは、過去の平均分配金利回りと比べて低いケースが目立ちます。
人気ETFの【1489】は現在の分配金利回りが3.45%、過去の平均は4%弱なので、0.4%ほど低いです。
過去に購入したら、現在YOC(取得価額に対する利回り)はどうなったか?
過去にETFを購入していた場合、現在、取得価額に対する利回り(YOC)はどのくらいになっているかというグラフです。いわゆる自分利回りというやつです。
対象は8つのETFと日経平均高配当利回り株ファンドです。
グラフが左肩上がりなら、増配しており、株価が好調というイメージです。
上の表は現在の分配金利回りと3年前、5年前、10年前に購入したら、現在YOCがどうなっているかというデータです。グラフの中にも、3年前、5年前、10年前の地点を書いておきました。
グラフの左端の数値は、設定当時に買っていたら現在のYOCがどうなったかです。ただし【1577】と【1698】は10年前に購入した場合の現在のYOCです。
3年前に購入した場合、現在のYOCは、【1489】が6.69%と最も高く、【2564】が6.10%で2番手、日経平均高配当利回り株ファンドが5.87%で3番目に高いです。
5年前に購入した場合、現在のYOCは【1489】が6.76%と最も高く、【1494】が5.60%で2番手、日経平均高配当利回り株ファンドが5.57%で3番目に高いです。
10年前は2つのETFしかありません。10年前に購入した場合、現在のYOCは【1698】が6.39%、【1577】が6.05%です。
どのETFもなるべく早く購入して、売らずに保有しつづければ、増配してYOCが上がるというわけですね。
過去の増配率は?
増配率を見ていきましょう。
対象は8つのETFと日経平均高配当利回り株ファンド、【1306】です。
※クリックで拡大します
表の上段は1年ごとの過去1年分配金と、前年からの増配率です。背景ピンク色がマイナスです。
表の下段は現在を起点とした1年から6年、そして7年、10年の増配率。年率です。背景のオレンジ色が濃いほど、増配率が高いという意味です。この部分をグラフで見てみましょう。
1年、2年増配率は?
まずは1年、2年増配率です。
1年増配率は【1651】が53.3%とトップ、【1494】が29.3%で2番手、【1478】が29.0%で3番手です。
2年増配率も【1651】が25.8%でトップ、【1494】が22.2%で2番手、【1698】が14.0%で3番手です。
1年と2年増配率では【1651】と【1494】が素晴らしいですね。ただし増配率は、長期のデータが重要です。
3年、4年、5年増配率は?
3年、4年、5年増配率を見てみましょう。
3年増配率は【1698】が21.6%でトップ、【1489】が18.5%で2番手、【1577】が17.2%で3番手です。
4年増配率は【1489】が19.2%で首位、【2529】が18.3%で2番手、【1698】が16.8%で3番手です。
5年増配率は【1494】が13.8%で首位、【1489】が11.8%で2番手、【1306】が11.7%で3番手です。
3年、4年、5年増配率はバラバラでしたね。【1698】、【1489】、【1494】、【2529】が良かったですね。
6年、7年、10年増配率は?
6年、7年、10年増配率を見てみましょう。データがないETFが結構あります。
6年増配率は【1494】が15.8%で首位で、【1698】、【1306】、【1651】、【1489】が11%台で2番手グループです。
7年増配率は【1306】が12.1%で首位、【1698】が10.8%で2番手、【1577】が10.6%で3番手。
10年増配率は【1698】が11.3%で首位、【1577】が11.0%で2番手、【1306】が10.9%で3番手。
比べる期間によって増配率は変わりますね。短い期間だと【1651】が素晴らしく、3年以上の増配率では、【1494】、【1698】、【1489】などが安定して高水準でした。
増配率、分配金利回り、トータルリターン(年率)を比較しよう
増配率、分配金利回り、トータルリターンをバブルチャートで比較します。対象は8つのETFと日経平均高配当利回り株ファンド、【1306】です。
縦軸が増配率、横軸が分配金利回り、バブルの大きさがトータルリターンです。バブルの近くの数値もトータルリターンです。右上かつ円が大きいと素晴らしいということですね。
まずは3年です。
リターンがもっとも高いのは【1489】で28%、増配率が18.5%で2位、分配金利回りは3.9%で2位で、いずれも高水準です。
増配率がもっとも高いのは【1698】で21.6%です。リターンと分配金利回りは平均ぐらいですね。
分配金利回りが最も高いのは【2564】で4.3%ですが、リターン、増配率ともにこの中では良くないです。
増配率、分配金利回り、トータルリターンの5年を比較
続いて5年を見てみましょう。【2564】、【2529】、日経平均高配当利回り株ファンドはありません。
リターンがもっとも高いのは【1489】で19.6%、増配率が11.8%で2位、分配金利回りは4.0%で首位で、いずれもトップクラスです。
増配率がもっとも高いのは【1494】で13.8%です。リターンと分配金利回りは平均ぐらいですね。
リターンが2番目に高いのは【1651】で18.5%、増配率と分配金利回りはやや低めです。
増配率、分配金利回り、トータルリターンの10年を比較
最後に10年を見てみましょう。長期実績高配当の【1698】と【1577】、TOPIXの【1306】のみです。
、【1698】と【1577】は重なっており、ほぼ同じです。
リターンは、【1698】が11.0%、【1577】が10.3%なので、、【1698】がやや優勢。
増配率は、【1698】がわずかに優勢、分配金利回りは【1577】がわずかに優勢。
この2つのETFは、様々な局面で競っています。
将来YOCはどうなるか
それでは、いまETFを購入したら、将来、取得価額に対する利回り(YOC/Yield On Cost)がどのくらいになるのかをシミュレーションします。
対象は8つのETFと日経平均高配当利回り株ファンド、【1306】です。
現在の分配金利回りに過去の増配率を当てはめて計算していきます。3年、5年、7年、10年の増配率を使用します。
「分配金は再投資しない。税引き前」という設定にします。
現在の分配金利回りは、【2564】が4.08%と最も高く、【1489】が3.45%で2番手、【1494】、【1577】、【1698】が3番手集団です。
まずは3年増配率を使った将来YOC予想です。
3年増配率は【1698】が21.6%で最も高く、【1489】が18.5%で続いています。
20年目のYOC予想は、首位は【1698】で130%、2番手は【1489】で86.1%、3番手は【1577】で65.9%でした。
最近の日本株は増配率が高いので3年増配率は高すぎる状態です。このペースが続く可能性は低いです。
将来YOCを分配金額に変換すると?
ちなみにこれを、【1698】に100万円投資した場合にすると、現在の分配金利回りは3.21%なので、1年目の分配金は税引き前で3万2100円。
分配金を再投資しなくても、3年増配率21.6%が続くと、増配によって20年目の分配金は、税引き前で130万7000円まで上がるという意味です。
5年増配率から将来YOCを予想する
続いて5年増配率を使った将来YOC予想です。【2564】、【2529】、日経平均高配当利回り株ファンドはありません。
5年増配率は【1494】が13.8%で最も高く、【1489】が11.8%で続いています。
20年目のYOC予想は、首位は【1494】で38.3%、2番手は【1489】で28.8%、3番手は【1698】で25.4%でした。
【1494】は3年増配率の時は平均的でしたが、5年増配率を使ったYOC予想は素晴らしかったです。
7年増配率から将来YOCを予想する
続いて7年増配率を使った将来YOC予想です。【1577】、【1698】、【1478】、【1306】の4つです。
7年増配率は【1306】、【1698】、【1577】が10%台後半、【1478】が8.3%です。
20年目のYOC予想は、首位は【1698】で22.5%。差なく2番手は【1577】で21.8%、3番手は【1306】で17.9%でした。
10年増配率から将来YOCを予想する
最後は10年増配率を使った将来YOC予想です。【1577】、【1698】、【1306】のみです。
10年増配率は【1698】が11.3%、【1577】が11.0%でほぼ互角でした。
20年目のYOC予想は、【1698】が24.6%、【1577】は23.5%でした。
7年増配率の時と同じで、【1698】と【1577】は互角ですね。
全体的に将来YOCを見ると
全体的に見ると、【1698】が素晴らしく、【1489】、【1494】もよかったです。【1577】も高いレベルで安定していました。
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ただ、日本株はここ数年の増配率が高すぎる感があるので、将来的に過去データはあまりあてにならないかもしれないですね。
そんな中、長期実績のある2つのETF、【1698】と【1577】はある程度は信頼できそうです。
それぞれの項目をまとめると?
これまで取り扱ったデータを項目別にランクづけしました。「A」が最高で「B」「C」「D」の順です。相対比較で、やや強引に差をつけました。参考程度にしてください。
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【1489】は総合的に素晴らしいです。純資産、リターン、シャープレシオ、分配金利回り、増配率、過去や将来のYOCという注目したいデータにAが並んでいます。人気があるのもわかります。
【2564】は分配金利回りが素晴らしいです。リスクもまずまず低いです。
【1577】は歴史と銘柄分散、業種分散などがよかったです。Bが多く、安定しています。
【1698】は歴史と銘柄数、リスク、増配率、将来YOC予想が良かったです。
【1494】はシャープレシオ、リスク、増配率、将来YOC予想が素晴らしいです。
【2529】は銘柄や業種の分散、リスク、増配率などが良かったです。
【1478】は中配当よりなので、配当関連のデータは今ひとつです。銘柄の規模やリスクが良かったです。
【1651】も中配当よりです。リターンやシャープレシオが優れていました。
【235A】はリターン、シャープレシオが良かったです。ただし、これは対象指数のデータです。
SBI日本高配当は経費率や業種の分散がなかなかでした。設定から日が浅くデータが少ないので、今後に期待です。
日経平均高配当利回り株ファンドは新NISAのつみたて投資枠で購入できます。リターンや過去の分配金利回りが優秀でした。
トレイサーズ日経高配当50は設定から日が浅く、ベンチマークが同じ1489のデータを使用しています。【1489】との違いは、経費率が低く、分配金の支払い年6回ということです。
ランキングの数をまとめると?
ABCDの数値をまとめたデータです。
「A」の数はトレイサーズ日経高配当50が11個で最多、【1489】が10個で続いています。
「B」の数は【1577】が11個で最多、【1698】と【1651】が9個で2番手。
「A」と「B」の数の合計は【1489】が16個で最多、トレイサーズ日経高配当50が15個で2番手、【1577】と【1698】が14個で3番手です。
日本株高配当ETFの決算日と分配金支払日
最後に、日本高配当株ETFと投資信託の決算日と分配金支払日を確認しましょう。
まずは決算日の一覧です。
東証上場ETFは決算日の2営業日前が権利付最終日なので、その日に保有していれば分配金が貰えます。投資信託は決算日が権利落ち日なので、その1営業日前までに約定する必要があります。
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背景が濃い黄色と薄い黄色があります。背景が濃い黄色は分配金が多い時で、薄い黄色は分配金が少ない時です。
年4回分配金の中でも【1698】とSBI日本高配当は、分配金がほぼ同じです。わりと貴重なETFと言えます。
分配金の支払日を確認
続いて、分配金の支払日を確認しましょう。ある程度の目安と考えてください。
東証上場ETFは決算日の約40日後ぐらいに分配金が支払われます。厳密にいうと、38日後ぐらいが多いです。投資信託の場合は決算日の数日以内には振り込まれます。
※クリックで拡大します
背景が濃い赤色と薄い赤色があります。背景が濃い赤色は分配金が多い時で、薄い赤色は分配金が少ない時です。
ざっと見ると、5月と11月の半ばが濃い赤が多いですね。全12銘柄を保有して、毎月分配をもらう方法も良さそうですね。
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まとめ
✅直近の分配金は、定番の8つの高配当ETFはいずれも好調。前年の同期との比較はもちろん、年間分配金の前年比較も大幅プラス
✅組入れ銘柄の規模が大きく、分配金利回りを重視するなら【1489】、【1698】、【235A】、トレイサーズ日経高配当50
✅超大型株が多く、市場全体に近いETFは【1478】、【1651】
✅増配系【1494】、【2529】、は中小型株が多く、【1494】はとくにマイナー銘柄が多め
✅【2564】は中小型株が多めの高配当銘柄。サテライト向き
✅【1577】はSPYDの日本版のようなコンセプトだが、長期の増配実績あり
✅日経平均高配当利回り株ファンドはNISAのつみたて投資枠で買えるのがうれしい
✅SBI日本高配当はこれまで出した3回の分配金はかなり多かった。分配金利回りは期待できそう
✅たかにんは【1651】、【235A】以外はすべて保有。この2つも買おうかなと考えている