2025年2月終了時点でのアセット・アロケーションやポートフォリオの紹介と、保有銘柄の傾向と説明、将来の見通しです。
この1カ月で購入or売却した商品(外貨建て口座)
外貨建て口座で、この1カ月に新規に購入した銘柄はありません。
追加購入した銘柄もありません。
売却した銘柄もありません。
この1カ月で購入or売却した商品(円建て口座)
円建て口座で、この1カ月に新規購入したのはありません。
Tracers 日経平均高配当株50インデックス(奇数月分配型)を特定口座で保有していましたが売却し、NISA成長投資枠でやや多めに買い直しました。
売却した銘柄はありません。
アセット・アロケーションは?
大雑把なアセット・アロケーションです。「日米以外株」の中に、わずかですが米国株と日本株が含まれています。
1カ月前からの変化は、ほぼなしです。
株式のセクター比率は?
株式ETFや投信の中身をGICSに基づいてセクター分類し、個別銘柄と合わせてセクター分けをしました。金融が最多で22.5%で、資本財が13.4%、情報技術が12.8%、ヘルスケアが10.9%、一般消費財が9.0%、生活必需品が8.9%と続いています
先月との比較では、情報技術が13.3%から12.8%に減りました。最近はハイテクが軟調ですね。
金融が多いのはBDC銘柄を多く保有しているからですね。資本財が2位なのは、かなり昔に購入した日本株の商社が好調だからです。
種類別に分けたポートフォリオ
種類ごとに分けました。外貨建て口座はETFが20銘柄、BDC銘柄が14銘柄、米国個別株が12銘柄の計46銘柄です。円建て口座はETFが12銘柄、投資信託が7銘柄、日本個別株が9銘柄の計28銘柄です。合わせて74銘柄ですね
※東証ETFが米国ETFと同じ場合は、米国版ETFの名称にまとめています
ポートフォリオの将来像
最終的には、米国配当系を30%、カバードコール、BDC、米国個別株、日本個別株を10%ずつ、債券、米国インデックス&低配当、米国外を7.5%ずつ、日本配当系を5%、不動産を2.5%にしようと考えています。日本配当系はもう少し増やすかもしれません。
分配金利回りの高いカバードコールはついつい買いたくなりますが、上限は10%に抑えたいですね。
全保有銘柄と比率
全保有銘柄をカテゴリ別に並べたものです。銘柄ごとの比率、小分類(カテゴリ)の比率も右端にあります。小分類内の並びはティッカーコードのアルファベット順です。
保有銘柄を比率の高い順に並び替える
比率の高い順に並び替えました。【VYM】が8.06%で首位。なお、【VYM】は投信版が66位で0.22%ほどあります。
【HDV】が5.32%で続いています。三井物産【8031】が3位で3.64%です。
種類ごとに、銘柄の比率とYOCをチェック!
ここからは種類ごとに比率やYOCなどを見ていきます。まずは表の見方です。
「債券」の横に書いてある数値は合計比率。つまり、債券の合計比率。その下の数値は、各銘柄やETFの比率です。
左から2列目の「分配頻度」は年何回、分配金や配当が出るかという意味です。「12」なら毎月分配型です。右から3列目の分配金利回りは現時点での利回り。ETFの場合は、過去1年分配金を現在の株価で割って計算します。個別銘柄の場合は直近の配当を1年換算したものを使用します。
右から2列目の元本利回り(YOC)は、現在の過去1年分配金を取得価格で割って計算したものです。自分利回りとも言います。株価が安い時期に買って、増配すれば、YOCは上がります。
一番右の「YOC-利回り」は、YOCが現在利回りよりも高いかどうかです。赤字がマイナスです。この数値は外貨建て口座の場合は、円換算せずにドルのままで計算しています。
債券ETFは、分配金利回りの高めのETFばかりです。【SRLN】はシニアローン、【2866】は優先証券、【YYY】は債券を中心とした高利回りのクローズドエンド型ファンドを集めたものです。全て毎月分配型なので、FIRE向けの商品と言えるかもしれないですね。
【SPHY】は、米国のハイイールド債が対象のETFです。2025年3月の分配金は0.1476ドル。
王道インデックスはコロナ・ショックの頃に購入
続いて「米国インデックス&低配当ETF」。【DIA】【VTI】などのインデックスと、配当系の中で分配金利回りの低い【VIG】が中心です。3つのETFは2019~20年に購入したので、一番右側の「YOC-利回り」が好調です。
【DIA】はニューヨークダウに連動するETF。2025年2月の分配金は0.6588ドル。前年同期より7.7%増でした。
米国配当系ETFはポートフォリオのコア
次は「米国配当系ETF」。ポートフォリオの中心です。保有比率は【VYM】が全体の1位、【HDV】は全体の2位です。
この両銘柄は2020年と2021年を中心に購入したので、YOCは高くなっています。【VYM】は特定口座で保有していますが、新NISAでも少し保有しています。
【DVY】は2024年に旧NISAから新NISAに移行しました。【SDY】は旧NISAにあるので、今後新NISAにスライドさせるか、特定口座に移すか迷っています。
【DHS】は米国の高配当銘柄ETF。貴重な毎月分配タイプですが、それゆえNISA対象外。2025年2月分配金は0.1650ドル。前年同期より19.5%減でした。
高い利回りが魅力のカバードコールETF
次は「カバードコールETF」。オプション取引を使って、分配可能な収益を確保するETFです。
いずれも分配金利回りが高いので、魅力的ですが、保有比率は計10%ぐらいを考えています。【2865】は東証版【QYLD】、【2868】は東証版【XYLD】です。
【JEPQ】の3月分配金は0.4824ドル。先月より7.2%増でした。ここ2カ月はイマイチでしたが、今回はまずまずです。
毎月の分配金(青棒)と取引所価格(赤線)の比較。二桁異なり、棒グラフと折れ線グラフが重なると月利1%、年利12%の目安です。2月28日の分配金利回りは12カ月が10.10%、直近利回りは10.34%。
不動産は近年やや不調
不動産ETFは【XLRE】と【1476】です。
【XLRE】はS&P500の不動産セクターが対象のETF。組入銘柄は約30銘柄と少なく、少数精鋭です。
【1476】は東証REIT指数(配当込み)への連動を目指すETF。分配金推移です。長期では、わずかに増えています。2025年2月の分配金は22円、前年同期から15.8%増です。
米国以外を保有して分散投資
「米国外ETF」はETFが3つ、投資信託と個別銘柄が1つずつです。【DEM】は新興国高配当、【FGD】は先進国高配当、【VXUS】は米国を除く世界全体が対象のETFです。
【FGD】は先進国が対象の高配当ETFなので、米国も少し含まれています。便宜上、このカテゴリに入れました。
【VXUS】は米国以外の世界が対象のETF。2024年12月の分配金は1.0049ドル。対前年同期18.6%増でした。2月1日より経費率が0.08%から0.05%に下がります。
日本の証券会社で購入不可能となってしまったBDC銘柄
BDC銘柄は全部で15銘柄。
BDCとは新興企業や中小企業の事業開発に金融面を中心にサポートする投資会社です。利益の90%以上を配当に充てるため、配当利回りはかなり高いです。
※増配率&配当利回りは特別配当は含めず
エイリス・キャピタル【ARCC】は、BDC最大規模の銘柄。2023年12月以降の配当はすべて0.48ドル。
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最近は購入していない米国個別株
続いて、米国の個別株です。全部で11銘柄。最近は買っていません。
ほとんどが増配銘柄なので、YOCは高くなっています。アッヴィ【ABBV】は現在の配当利回りが3.5%で、YOCは8.5%と高くなりました。ブロードコム【AVGO】は現在の配当利回りが1.1%で、YOCは7.7%。どちらも2019年~2020年に購入して、ここまで上がっています。かなりの増配率です。
日本配当系は最近新規購入しています
日本の配当系ファンドは、全部で10銘柄あります。
【1489】【1698】【2529】は、2024年に新NISAの成長投資枠で購入しました。Tracers 日経平均高配当株50インデックス(奇数月分配型)は特定口座で購入しましたが、NISA口座に移しました。
【1494】【1577】も特定口座で購入しましたが、NISA口座に移す予定です。
【1478】は財務が健全な日本の高配当銘柄を集めたETF。分配金は年2回。2025年2月の分配金は52円。対前年同期18.2%増。
日本の個別株は、かなり前に買った銘柄が目立つ
最後は日本個別株。全部で9銘柄です。日本株は10数年前に購入したものと、4~5年前に購入したものの2パターンあります。10数年前に購入して、保有し続けた銘柄のYOCは素晴らしいですね。
加賀電子【8154】のYOCは21.9%と高くなりました。三菱商事【8058】は18.3%、三井物産【8031】は16.7%、アイナボ【7539】は9.3%です。いずれも10数年前に購入した銘柄です。
分配金利回り(配当利回り)とYOCは?
配当利回り(分配金利回り)と、YOC(Yield On Cost/投資元本に対する利回り)は以下の通りです。加重平均です。
・ドル建て口座の配当利回りは4.8%、YOCは6.3%
・円建て口座の配当利回りは5.0%、YOCは7.4%
・全口座の配当利回りは4.8%、YOCは6.5%
ETFの運用会社は?
ETFの運用会社の比率も調べました。
ETF運用会社の比率は気にする必要はありませんが、いい感じにバランスが取れています。なお、米国のETFをSBIアセットの投信として販売してる場合は、SBIアセットでカウントします。
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今後の予定
3月は、SBI・SCHDのクレカ積み立てをNISAの成長投資枠で始めます。
昨年特定口座で購入した1494、1577、SBIの投信VYM、VIG、SPYDをNISA成長投資枠に移そうかなと考えています。
